おぎゅう行政書士事務所 行政書士の尾久陽子です。
ただいま、午前４時前。
今日はプライベートなことを。
↓できたてほやほや。
わたしの母が心不全となり、今日は実家に帰り
あれこれする予定です。
わたしの父は５年ほど前に膀胱がんの手術をして人工膀胱の障がい４級です。
人工膀胱をつくるときに自身の小腸を一部切除しているので、
炭酸飲めなかったり、ニラなど繊維質のものが食べられなかったり
腸閉塞リスクのため、あれこれ食事制限があります。
まめな人ですが、台所にはまったく立ちません。
母は高血圧と糖尿病のベテラン(笑)。
そして腰の手術の先輩(笑)。
彼女が糖尿病になったのは30年ほど前ですが、
まじめな人柄であるにもかかわらず、戦後の食糧難の思い出ゆえか、
好きなものを食べるのはやめたくないといって、まさに困った生活習慣をやめないできました。
腰もかなり悪いので、ここ数年は、通院以外、よっぽどのことがないと出かけません。
そして、心不全。
寝ていても、自宅の二階に上がるのも苦しいらしい。
のですが、父は、洗濯掃除買い物の家事はしても、決して台所には立ちません。
様子を伺う電話をかけると、
父は真っ先に今年当番に回ってきた町会の役員をどうしたらいいのかと訴え、
母は、先日自力で提出した確定申告の間違いを税務署から指摘されたけど、
税務署まで行けない（どころか、家から出られず、移動は車椅子）と訴える。
まだ、こんなこと言ってるんだから、急性状態ではないわけですが。
わたしはこんな両親の一人娘でして、
こんなときは、仕事が忙しいでしょうと気遣われながらも
期待の星となります。
介護認定の申請も、うちで手配。書面作成もうちで手配です。
さて、わたしのほうは、こまごまとばたばたしていて、
いい具合に炊けているおでんを自宅で食べる時間が無く
ああ、あした実家に帰るんだったら持って行っちゃおうかなと
鍋に火をかけたときに
今夜、アマゾンでお惣菜セットを実家宛にクリックしていたのですが
あ、なんだ、うちにある野菜で惣菜を作っていけばいいのかと
ふいに気づいたのが丑三つ時。
なます、きんぴら、切り干し大根、がんもどき、と、
うちの在庫セールに近い感じがあるのですが、
大晦日にあわてておせちを作っているような感じで
いそいそと台所に立っていた次第であります。
わたし、素朴な料理はそれなりに作ります。
料理は無心になれるので好きなのです。
さて、そんなとき。
野菜を切ったりしながら気づいたのです。
わたしは、おととし腰をいためて手術をしまして、
これを期に、食生活もだいぶ玄米菜食傾向に改め
行政書士業をしてから徐々に増やしていった体重を減らたんですが
これこそ食事制限の必要な親に
なんで、この知識を還元しないのよと。
（母が言うこと聞くわけないと、信じ込んでいたせいでもありますが、
今回はさすがに懲りて聞く耳をもつかもしれません）
そしてさらに気づいたのです。
こんなプライベートなブログをアップするのは初めてですが
通常の日常業務においては、
介護や相続関係、高齢者の方々と大勢お会いして
介護関係事業所や保育所の立ち上げのお手伝いのお仕事もしており
また、代表理事を務める女性の起業を支援する一般社団法人キャリア35では
子育てや介護、女性の人生の転機に、起業はアリだよね！といいながら
私自身は、じぶんの現在のプライベートについて
ほとんどこんなふうに、発信することはなかったのであります。
それはどうしてかといえば
プライベートを明かして
たとえば、今のように
親の介護問題に直面してきましたよということを
発信したら
・・・
お客様や関係者の方々から
ああ、
わたしは、
（家族のことがあるから）
仕事を真剣にやらないんだな
と、思われることを恐れているから
・・・にほかならないのです。
・・・という大きな自己矛盾を発見。
わたしは、子どもは授かっておりませんので、
それは年齢的にちょと間に合わないでしょうと思われ
そうすると、
もはや目下迫っているのは高齢になった両親のあれこれ
であったりするわけですが
それはそれ、これはこれ
であります。
で、
さらには、これらの経験を両立し、
シナジーを生み出せると信じるからこそ
「女性の起業はありです！」と
発言しておるわけです。
セミナーなどでも参加者と
介護も心配事のひとつですよね
なんていっておいて
なんで私は黙ってたのかと。
まずは私から
仕事、経営をしながら
いち生活人でもあります、
いちばん身近な家族を幸せにできなければ
お客様も、お仕事を手伝って頂いている方も幸せにできないじゃないか
ということを
発信しようと思った次第なのでした。
というわけで
これからは、こんな日常もブログに書きますよという
所信表明をいたします次第でありました
しつこいですが、
プライベートも発信してまいりますが
ご依頼いただいているみなさま
お預かりしているお仕事は、しっかり承っておりますので
ご安心をお願いします。
みなさまよき週末を