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「終末期」の二週間

終末期ということばは、がんの場合に使われ始めた言葉。
がんは日本人の死因トップ。
そして、患者の状態が急激に悪くなるのは通常、亡くなる約2週間前。

7月27日付日経新聞朝刊の「知っ得ワード」は「終末期」。
この部分にしみじみしてしまいました。

というのも、
今年、わたしのプライベートにおいて
両親の兄弟のがんと急変の知らせが
続々と届いているから、なのでした。

夏のお盆に、
お墓参りのときしか親類も集まらないわねなんて言っていた
30年以上前の風景が思い出されます。
あの時の働き盛りだった伯父らが
あっというまに送られる側になりました。

急激な変化が受け入れられず混乱しているのは
家族だけではなくご本人もそうで
そのために、突然の在宅介護の手配も遅れがち
介護度の認定調査の結果が出るには、
一定の時間がかかります。
その間に、どんどん病状が進行する場合があります。

まさかこのまま入浴できないなんて食事できなくなるなんて

そうこうしているうちに
葬儀のことも気になりはじめ
家族は右往左往
混乱するばかりに
先月はあんなに元気だったのにという
記憶の嘆きになってしまいます。

今とこれからの生活の質の確保
それから残されるご親族の利益への配慮
スピード感をもつことで
結果が全く異なってきます。

プロのお手伝いを少しでも頼っていただけたらと。

ぜんぜん、スピード感が違いますから

証明書を取りに行ったりするのに一日徒労とならないで
どうか、近くにいてあげてほしいと
思うのであります。

貴重な、時間です。

そんなときは
おぎゅうを思い出してくださいね。